1951-03-16 第10回国会 参議院 厚生委員会 第14号
この病院は昭和二十二年に開設し、更に二十五年から徳山標準保健所附属簡易保養所の経営施設全部を本院の結核病棟として移管を受け、オープン・システム結核療養所として発足いたしたのであります。本院の運営維持は開業医師五名から成る運営委員会が当つております。開業医二十二人が本院と協力しております。
この病院は昭和二十二年に開設し、更に二十五年から徳山標準保健所附属簡易保養所の経営施設全部を本院の結核病棟として移管を受け、オープン・システム結核療養所として発足いたしたのであります。本院の運営維持は開業医師五名から成る運営委員会が当つております。開業医二十二人が本院と協力しております。
各縣に昨年はモデル保健所、標準保健所というものを設置いたしまして、これに重点的な指導をいたしまして、この線に副つて残余の保健所を整備せしむべく計画を立つたのであります。尚これの実際充実は本年度以降のことに属しますので、二十四年度の予算におきましては、厚生省全体の嚴重点の問題として関係当局にそれぞれ強く要求をいたしておるのであります。
この点は飽くまで最低の員数を確保して、急速に標準保健所の域まで持つていくということが必要かと思います。
それから厚生省でございますが、一の標準保健所に必要な経費、これは全國の各府縣に一箇所モデル保健所を造るその関係の経費でございまして、司令部の勧獎に基いて造るものであります。二の関係は、当初予算が少し不足いたしました関係上補足いたしました。三の特殊薬品と申しますのはDDTでございます。これを買取つて又府縣、市町村を通じて配給するに要する経費であります。